【インセプション】[ネタバレなし][あらすじ]映画レビュー
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キャッチコピー：
お前の頭へ侵入する。
あらすじ
主人公のコブ（レオナルド・ディカプリオ）は、人の脳内に存在する潜在意識に入り込むことでアイディアを“盗み取る”。
そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトー(渡辺兼)が仕事を依頼してきた。
依頼内容はライバル会社の社長の息子ロバートにあるアイディアを“植えつける（インセプション）”ことだった。
インセンプションは不可能に近いミッション。
首尾よくロバートの夢の中に潜入したコブ達だったが。。。
レビュー
この映画はストーリーも映像もすごく面白い作品だよ。
他人の夢の中に潜入するって何だか難しそうな話だな。どうやって潜入するのさ。
ターゲットを鎮静剤にて眠らせた後、夢を共有する機械を接続して一緒に眠るだけ。
この装置をターゲットと自分たちに接続して夢を共有するのか。
鬼滅の刃 無限列車編でも同じことをやっているけど、おそらくインセプションのオマージュじゃないかな。
パクリだね。
で、夢の世界にはいくつかルールがあるんだけど、このルールが良くできていて、夢について研究し尽くしている感じがする。
夢の中で目覚める方法は主に3つ。
・夢共有マシンのタイムアップ（停止）
・夢の中で死ぬ
・「キック」と呼ばれる方法。いわゆる外部から衝撃（落下させたり）
なるほど。確かに夢の中で死ぬと起きるね。ビルから飛んだ時と公園で撃たれた時起きたよ。
どんな夢。。
ただし、キックでも起きないケースがあるの。強力な鎮静剤等で眠り、現実世界の肉体が覚醒できない状態で死ぬと「虚無の世界」へ落ちて、そこで何十年もの間生きる事になる。そして、虚無の世界では「キック」は通用しないんだ。
虚無の世界に落ちるってどういうこと？
夢の世界は複数の層で構成されているの。つまり、夢の中でさらに眠る事で、夢の中で夢を見ることにができる。この場合、深い層の方が時のズレが大きくなり、現実世界で数分であっても、夢の世界では数時間、さらに深い夢の世界では数日、さらに深い夢では数年を過ごすことになるんだよ。
夢の中で寝るのは分かるけど、夢の中で寝てさらにその夢の中で寝るってやばいね。何層まであるの？
夢の世界は４層まであって、４層目が虚無の世界なんだよ。
[現実の世界]
｜
[夢の世界：第1層]
｜
[夢の世界：第2層]
｜
[夢の世界：第3層]
｜
[虚無の世界：第4層]
さっき説明したキックの話を少し補足すると、第２層の人を第１層に戻すには、第１層で「キック」する必要がある。第１層で「キック」しても第３層の人は戻せない。第３層の人を第２層に戻すには、第２層で「キック」する必要があるんだよ。
何だか難しくなってきたぞ。
あと大事なのは、今回のインプセプションを成功させるには、単純にターゲットの夢の中に侵入するだけではダメ。深い潜在意識に入る必要がある為、第3層の夢まで潜って作戦を決行するんだ。
じゃあ、ミッションを終えたあと、現実世界に戻るにはどうしたらいいんだ？
第２層にいる人が、第３層にいる人を「キック」する。第１層にいる人が第２層にいる人を「キック」する。これを同時にやる必要がある。
同時！？階層によって時間の流れる速さが違うのに？
うん。タイミングがずれると、例えば第２層の人が１層に上がってしまうと、第３層の人をキックできないでしょ。
難易度たか。。
どうやってタイミングを合わせるかは見てのお楽しみだね。難しいけど、この辺のルールを把握してから見たらきっと大丈夫。
他に見所は？
んー、やっぱ第１階層でみんなが乗ってる車が横転するシーンかな
それの何が面白いのさ。
さっきも言ったように、階層によって時間の流れが違うの。だから車が横転している第１階層では数秒なんだけど、その影響を受ける第2階層では数分なわけ。その結果、第2階層ではこんなことになる。
なるほど。こんな風に影響を受けるのか。
うん。他にも色々あるけど見てのお楽しみということで。夢ならではの映像が盛りだくさんで本当に面白い作品だよ。監督は「ダークナイト」でお馴染みのクリストファー・ノーラン。
そりゃ間違いなく面白いな。
だね。主人公はレオナルド・ディカプリオだけど、この映画を観てジョセフ・ゴードン・レヴィットが好きになる人が急増したとかしてないとか。
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