【きみがぼくを見つけた日】[ネタバレなし][あらすじ]映画レビュー
キャッチコピー:
私の彼はいま、6歳の私に会いに行っています。
あらすじ
ヘンリーがクレアと初めて会ったのは彼が28歳の時。
しかし、20歳のクレアにとってそれは運命的な再会だった。
彼女は6歳の時に30代のヘンリーと出会っていた。
そう、ヘンリーはタイムトラベラーだったのだ。
しかしその時空移動は彼自身には制御不能で、何の前触れもなく、突然に過去や未来へ飛ばされてしまう非常にやっかいな“病気”だった。
少女時代にそんなヘンリーと偶然出会い、以来時空を超えて何回となくやって来るヘンリーに見守られるようにして成長していったクレア。
やがて2人の絆は、クレアが大人になるにつれて恋へと発展していくのだったが…。
レビュー
この映画も設定が面白いんだよ。
そうなんですか。今度はどこの雪の女王が少しも寒くない設定なんですか。
そうじゃなくて、タイムスリップの話なんだけど、タイムスリップの方法が独特なの。
タイムスリップといったらだいたい車とかそういうマシンでしょ。
それがこの映画に出てくるヘンリーのタイムスリップの方法は違うんだよ。ヘンリーは幼い日、母が運転する車で事故に遭うんだけど、事故の寸前にヘンリーは突然時空の彼方へ姿を消すの。以来、過去と未来を瞬時に行き交うタイムトラベラーとなるわけ。
いや、結局どうやってタイムスリップしているのか謎なんですが。
そういう病気なの。
クスリでもやってるんですか?
タイムスリップしちゃう遺伝子的要因の病気なんだよ。
努力もせずにタイムスリップなんてずるいってドクが言ってますよ。
ごめんよ。ドク。けど、ヘンリーのタイムスリップには欠点があるんだ。
まぁ、どんなものにも多少の欠点はつきものです。
ヘンリーのタイムスリップは病気だから、いつどのタイミングでタイムスリップするか分からないの。だからタイムスリップした先にどれくらい滞在するかも不明なんだよ。
使えないっすね。
あと、どこにタイムスリップするかも分からないんだよ。場所も、未来か過去かも。
勘弁してください。
それから、遺伝子的な病気によるタイムスリップだから、身につけているものはタイムスリップできないの。だからタイムスリップした先では裸でスタート。
デデンデンデデン〜♪
だからタイムスリップしたら、まずは服を探すところから始めないといけないんだよ。
非課金ユーザーみたいですね。
服を探すために不法侵入して警察に捕まったり。
服着てなくても捕まりますし、詰んでますね。
それが詰んではいないの。いつか元の時代に戻るから捕まっても問題なし。
その手があったか。
そんなヘンリーに恋をしたクレア。せっかく二人でいる時もいつの間にやら消えてしまうヘンリー。
今すぐ消えたいと思ってる人には羨ましいでしょうね。
やがて二人は結婚して赤ちゃんを身籠るんだけど…。
え、もしその赤ちゃんに病気が遺伝していたら?
あとは見てのお楽しみ。かなり切ない映画だね。
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きみがぼくを見つけた日(吹替版)
きみがぼくを見つけた日 (字幕版)
デデンデンデデンはこちら。