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【アス】[ネタバレなし] 映画レビュー:わたしたちに襲われる。いったいなぜ?

 


 

キャッチコピー:

 ”わたしたち”がやってくる

 

映画の情報

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監督:ジョーダン・ピール

出演:ルピタ・ニョンゴ | ウィンストン・デューク | エリザベス・モス

 

レビュー

ここ最近観たどんでん返し映画の中ではかなり良い終わり方する作品でした。

風邪かな?と思ったら寿命だったとか?

1986年の夏に、アデレードは両親とともにサンタクルーズにある行楽地を訪れるんだけど、ビーチに建てられたミラーハウスに迷い込んだアデレードは、そこで自分にそっくりな少女と出会うわけ。あまりにもそっくりでアデレードはトラウマになって、失語症になってしまうの。要は言葉が話せなくなるわけ。

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トラウマになるほどそっくりだったんですね。たしかに映像が怖い。

大人に成長したアデレード失語症を克服し、夫と二人の子を持つ母になっている。ある日夫がサンタクルーズにあるビーチハウスに行こうと提案するんだどけ、アデレードはトラウマがあるから反対するわけ。でも夫はアデレードを説得して、一家はビーチへ出かける。

まぁトラウマとなった出来事も何年も前のことですしね。

夜、ビーチハウスに戻ったアデレードは夫ゲイブに、昔この場所で起こった出来事によってトラウマを負ったことを打ち明けるの。ゲイブが彼女をなだめてると停電が起こって、ふと玄関先を見ると4人の不審者が立っていることに気づくんだ。

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怖っ

夫ゲイブはバットを持って不審者を追い払おうとするんだけど、不審者4人はそのまま屋内に押し入って来るわけ。で、リビングルームで不審者たちと対面し一家は、彼らが自分たちとそっくりな人間だと気づくの。

自分達にそっくりな不審者4人って怖すぎますね。ドッペルゲンガーとか。

アデレードにそっくりな不審者は「レッド」と名乗り「私たちもアメリカ人だ」と主張して、アデレードを手錠で拘束。長女は逃げ出すけど、長女そっくりな不審者に追われたり、夫ゲイブはそっくりな不審者に殴られて部屋につれて行かれたり、まぁとにかくそっくりな不審者に襲われるわけ。

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不審者4人とも赤い服着てるのも不気味ですね。

はたしてアデレード一家は不審者から逃れることができるのか。不審者の正体はいったいなんなのか。なぜ襲ってきたのか。それがこの映画の見どころだね。正直全てが明らかになった時は結構な衝撃だったよ。冒頭のミラーハウスで自分のそっくりな人物にあった後、言葉が話せなくなった理由とかも含め。

そこも伏線なんですね。どれほどの衝撃か観るしかないですね。

あやまんJAPANの「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」を徳永英明がカバーするレベルの衝撃だね。

カバーするわけねぇだろ。

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本作品の監督ジョーダン・ピールの前作、ゲットアウトもなかなか衝撃的なラストなので興味がある方は是非。